2011年5月 のアーカイブ

いまを生きて

2011年5月15日 日曜日

                 はだい悠

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老人と猫(第三部)

2011年5月14日 土曜日

 
     
               はだい悠 

       第三部

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老人と猫(第二部)

2011年5月14日 土曜日

      
               はだい悠 

     第二部  (さらに…)

老人と猫(第一部)

2011年5月14日 土曜日

  
     
               はだい悠 

     はじめに

《 》内はこの小説の主人公タイガーとその周囲の動物たちの<鳴き声>と<思い>です。
「 」内はタイガーの耳に聞こえてくる周囲の動物の鳴き声や騒音、そして人間の会話です。

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第十悲歌

2011年5月14日 土曜日

      

   
                  小礼手与志
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わたしはずっと夢見ていた。

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第九悲歌

2011年5月13日 金曜日

  
その風が徐々に暖かくなっていき、木々や野草がいっせいに芽を吹き
名もない小さな花々がいっせいに咲き乱れる、という春がきて、、、、

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無姓

2011年5月13日 金曜日

  
でも、残された家族の生活はほとんど変らなかったのですよ。 
 なぜなら、子供たちがゲンアニの生きる知恵を受け継いでいたからですよ。 

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稲光

2011年5月13日 金曜日

私は弘美からこれ以上離されるのを恐れるかのように、必死に後を追った。
 きっと、私があげていた、あの子供のような情けない声を聞かれたに違いないと思いながらも。
 そのとき私の脚は、それまでと違い思い通りに動くようになっていた。

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やっぱり専業主婦

2011年5月13日 金曜日

そうなのよね。きっとそうなのよ。
私って決して怠け者じゃないのよね。
決して仕事が嫌なわけじゃないのよね。
仕事をするなら、私の意欲や責任感が必要とされるような、やりがいのある良い仕事をしたいと思っているだけなのよね。

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アタイはミィヤァ 

2011年5月13日 金曜日

   でもアタイはまた産む。
 今度はこっそりとね。
 アタイは生きたい。
 アタイは生き抜く。
 アタイは居る。
 アタイはこれからもミィヤァミィヤァと鳴き続ける。

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詩集ざわめきを求めて

2011年5月13日 金曜日

 人々の心に生き続け、何気なく語り続けられ
いつの日かきっと、他のだれかの姿を借りて
少女たちの夢が結実するだろう
何故ならわたしたちは目に見えないところで深く結びつきあっているのだから

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失われた精霊の森

2011年5月13日 金曜日

  すぐ影響されやすいから、木よ、わたしを支えてほしい。
          それから、彼らは見かけによらず壊れやすいから、見守ってやってほしい。

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忘れられた精霊の森

2011年5月13日 金曜日

少女たちは知らず知らずのうちに、自分たちの周囲に壁をめぐらして、自分たちの心を守って行かなければならないに違いない。
知らず知らずのうちに起こる心の変化というものはきっと残酷なものに違いない。

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毒蛇会議

2011年5月13日 金曜日

    そうなれば私たちは、以前のように無残な殺され方をすることもなくなるに違いないのです。
どうでしょうか、私たちが毒を持つことに賛成していただけないでしょう。

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詩集悲歌(第一から第七まで)

2011年5月13日 金曜日

わたしたちが出会うまで、
わたしたちは激流に飲み込まれた枯葉のように、
どこからともなく現れてはどこへともなく消えていくような、
群集の単なる構成員に過ぎなかった。

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第八悲歌

2011年5月13日 金曜日

 今日、ついにわたしは青年たちにはっきりと物を言わなければならなくなった。
       わたしは、あなたがたとは絶対に妥協しないでしょう。
    でも、あなたがたは、わたしたちのすべてを奪うことが許されている。

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永遠の女性

2011年5月13日 金曜日

 それはあなたが会いたいと思えば思うほど、恋焦がれれば焦がれるほどに、その永遠の輝きを増していき、そしてもう二度と絶対に会うことができないからこそ、永遠の女性、永遠の恋人となるのです

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愚かすぎる王様

2011年5月13日 金曜日

無益なこと、役に立たないこと、それにどことなく無駄ある非効率な生活が、それほど悪いことではないとして、それを容認するする国や社会は発展するかどうかは判らないとしても、それを原因として衰弱し縮んでいくということは決してないということですよ。

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賢すぎる王様 

2011年5月13日 金曜日

    その後この王国はどうなったかですが、論理的合理的思考の得意な読者には、もうお判りだと思います。

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帰って来た冒険者

2011年5月13日 金曜日

   皆さんは、国民の皆さんは、あんな生死を賭けた冒険をし、国民栄誉賞までもらった人が、家庭ではどんな人だったか知りたいみたいなの。
家族や奥さんのことを、どんなに愛し、どれほど思いやっていたか知りたいみたいなの。
私が言うほど自分勝手な人じゃないって事を知りたいみたいなのね

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